造形カリキュラム
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【Ⅱ】造形カリキュラム作成の手順
3.クラス別カリキュラム作成の手順
(カリキュラム作成上の留意事項)
(1)指導計画は、一人ひとりのために作成する個別指導計画とする。
(2)個別指導計画には、次の2点を書く。
① 一人ひとりの子どもの"いま・ここ"を、保育者がどのようなイメージで
捉えているか。
②一人ひとりの子どもの未来に向けたあらまほしき姿を、
どのように描いているか。
(3)クラスの指導計画は、カリキュラムとする。カリキュラムは保育内容ごとに必要に応じて作成する。
(4)カリキュラムとは、保育の内容ごとに保育者が準備する活動の装置と、子どもと保育者がその装置をはたらかせて展開した保育の過程のドキュメンテーションである。よって、カリキュラムの装置は、よりゆたかな保育が導きだされるように保育者によって日々作り込まれなければならない。また、保育の展開の過程は一回性のものである。
(参考)
(1)個別指導計画は、一人ひとりの子どもの「その子らしさ、その子なり」を書くので、具体的な保育内容にいちいち言及するものではない。
(2)カリキュラムは、カリキュラムを必要とする保育について作成する。カリキュラムの装置部分については作り込むことが大切なので、前年度のものをベースにすることが望ましい。