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【Ⅰ】造形カリキュラムの基本的な考え5.絵から気持ちを感じ取る形がとれるようになり、周りの人にも何が描かれているかが分かるようになると、上手だ、下手だと大人は勝手な批評を始めますが、子どもの絵に向かうときは、作品から子どもの気持ちを感じ取りたいものです。そのポイントをいくつか挙げておきます。・ 丁寧に引かれているか ・ 気持ちが込められているか ・ かすれたままにしていないか ・ いらいらと引かれていないか ・ 投げやりに引かれていないか (2) 色に注目する ・ 自分の色を作っているか ・ 色に深みがあるか ・ 色のバランスがいいか ・ 数枚を通してみたとき、その子の色彩に対する感覚(色感) が共通しているか ・ 顔を描いているか ・ 顔に表情があるか ・ 笑っているか ・ 音が聞こえるか ・ 動きがあるか ・ 自分の部屋に飾りたいか ・ 楽しい感じが伝わるか ・ 寂しさや冷たさはないか ・ 物語が展開しているか ・ 時間をかけて描いたと思えるか ・ 丁寧に描いているか ・ いちばん描きたかったものが何かわかるか |