第5章 保健は保育の土台


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第4節 食育の計画 

2.計画の柱

(4)地域や業者との協働
 京都の町の言い伝えに、「四里四方のものを食べていれば健康でいられる」というのがあります。地産地消を京都らしく言い換えた言葉ですが、たとえば子どものアレルギーは日本人が食べてこなかった食品、まだ摂取するようになって日の浅い食材を多く取るようになった食文化の変化が大きいといいます。また、子どもの基礎的な免疫力についても衛生管理に関する過剰な要求や、戸外遊びの減少とともに食生活の内容が注目されています。このような観点から、地域や取引業者との協働も食育の課題となってきました。留意点を挙げておきます。

①地産地消を検討する ②こども園の食に関する理念を明確にする ③食に関する理念を共有する