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第2節 保育室と育ちの区分1.くすのきの家の子どもたちの育ちくすのきの家の2階には4ヶ月からおよそ1歳6ヶ月の子どもたちにふさわしい保育的環境が用意されています。この時期の子どもの育ちは、なにより直立二足歩行と言葉の獲得が中心です。ここではまず歩行に向けての発育を軸に、身体とその機能の育ちを確認することができます。また、有意味語の出現は、認知面の子どもの育ちの確認になりますが、そこに子どもが体を動かすよろこび、気持ちを音声に表現するよろこび、そしてそのよろこびを周囲の人に共感してもらえるよろこびが充足しているかどうかが、重要であることは言うまでもありません。 |